京都では長い歴史と四季折々の豊かな自然の中で、格式高く洗練された京料理や暮らしの知恵が詰まったおばんざいなど、さまざまな食文化が育まれてきました。京都産の食材、技術、おもてなしの心、さらには新しい文化を取り入れる進取の精神など、その奥深さは尽きません。そんな京都の食の魅力を知り、味わい、楽しんでみませんか。
京都肉は香り高く口溶けの良い上品な舌触りで、きめ細やかな脂を持ち、かみしめるほどに旨味・甘味が溢れるお肉です。そして京野菜は、夏と冬、昼と夜で寒暖差が大きい盆地気候が特徴の京都市で、食文化の歴史と共に独自の発展を遂げてきました。
今回は、そんな京都肉や京野菜のお料理を楽しめるお店、「先斗町 魯ビン(ろびん)」をご紹介します。
※時期によってメニューや食材は異なりますので、店舗にお問い合わせください。
先斗町 魯ビン
築150年の京町家を改装した店内は趣があり、鴨川や東山を望む川沿いの席は特におすすめ。プライベート感を重視したい方には、個室もあります。
京都産食材を使ったメニュー
それでは、京都肉や京野菜が愉しめるコースの一部をご紹介します。
まず初めに登場するのが、「京野菜と生麩の柚子味噌フォンデュ仕立て」。まろやかでコクのあるフォンデュは柚子味ですっきりとした後味となっており、金時人参や万願寺とうがらし、生麩などの素材の味を引き出してくれています。
続いて吸物。京都肉に淀大根、九条ネギと京都を代表する名産品が繊細に盛り付けられています。すましに牛スジのお出汁を合わせ、旨味が凝縮された肉吸い風の逸品に仕上がっています。通常の吸物の倍ほどの大きさがあり食べ応えも十分。
焼物は寒鰤の塩麴焼きと照り焼きの二種盛り。旬の素材を様々な調理法で堪能できるのも魅力的ですね。
このように、先付、吸物、造り、焼物、進肴、鍋物、御飯物、甘味の全8品からなるコースは、京都産の食材がふんだんに盛り込まれており、五感で京都を感じることができる贅沢な内容となっています。
先斗町 魯ビン
京町屋を改装した趣漂う空間で鴨川を眺め、旬魚・旬菜を贅沢に使った美味しい和食をご用意しております。
住所:京都市中京区若松町137-4 二番路地北屋
電話:075-222-8200
営業時間:17:00~22:00(フードL.O.21:00/ドリンクL.O.21:30)
定休日:なし
アクセス:京阪電鉄本線 三条駅 徒歩5分、阪急京都線 京都河原町駅 徒歩5分
ホームページ:
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記事を書いた人:京都速報
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