京都市民はコーヒーをよく飲む？京都カフェめぐり【観光専門学生レポvol.1】

京都市観光協会と学校法人大和学園京都ホテル観光ブライダル専門学校がコラボ。学生ならではの目線で、京都の奥深い魅力をご紹介します！

「京都」というと、寺社仏閣やきれいなお庭、和装など、どちらかと言うと和風なイメージがあります。ところが実は、コーヒーがよく飲まれているのです。総務省統計局の調査によると、京都市の1世帯当たりのコーヒー年間支出金額は全国で第３位となっています（2020年～2022年平均）。和風なイメージの街ですが、洋風のコーヒーがよく飲まれているなんて意外ですよね。

そんなコーヒーがよく飲まれている京都で、観光の合間の一休みにコーヒー店を訪れるのはいかがでしょうか。というわけで、私たち京都ホテル観光ブライダル専門学校旅行学科で、一番のコーヒー通、篠丸と三嶋がおすすめする京都市内のコーヒー店をご紹介します。

WIFE&HUSBAND

はじめにご紹介するのは、地下鉄北大路駅から徒歩約４分にあるカフェ「WIFE&HUSBAND」。その店名のとおり、ご夫婦で始められたお店との事です。

レトロな雰囲気が漂う店内には、カウンター席が４つと2人用テーブルが２つあります。お店に入るとまず、挽きたてのコーヒーの香りが迎えてくれます。おすすめのメニューは、自家焙煎のこだわりがつまったブレンドコーヒー。実際に飲んでみましたが、深煎りながら、すっきりとした飲み口に最後に香りが漂う奥行きのあるコーヒーだと感じました。お手製のフルーツケーキはドライフルーツとナッツがぎっしり詰まっていて、食べ応えのある一品でした。

さらに、このお店の最大の特徴は野外でピクニックができる事です。バスケットやゴザ、椅子の貸し出しなどもあり、温かなコーヒーとともに開放的な気分が味わえます。お店のすぐ近くの鴨川を見ながらの、ちょっとしたピクニック。素敵な時間になること間違いなしです。

店名：WIFE&HUSBAND
営業時間：10:00～17:00（ピクニック15:00LO、カフェ16:30LO）
定休日：不定休のため公式HPでご確認ください。
公式HP：https://www.wifeandhusband.jp/

風とCOFFEE 喫茶カゼコ

続いては、北野白梅町の人気喫茶店「風とCOFFEE　喫茶カゼコ」です。北野天満宮から徒歩約5分ほどの、狭い道をすこし入った静かな住宅街にあります。外観は、昔ながらの純喫茶という雰囲気ですが、店内に入ると、珍しい字体で書かれたメニューがおいてあるなど、それらがモダンで、ギャップがとても魅力的なお店です。

こちらにはコーヒーが4〜5種類ほどあり、丁寧に説明してくださるので、自分の好みに合ったコーヒーをいただけます。その中で今回は「エチオピア」を選びました。甘味とフルーティーな香りと酸味が特徴的で、苦味は少なく、後味もスッキリとしていて飲み応えがありました。コーヒーが苦手な方にも是非おすすめしたい一品です。コーヒーのお供におすすめなのは「ヌガーグラッセ」。ヌガーグラッセとは南フランスの言葉で「冷たいお菓子」という意味だそうです。ピスタチオやアーモンド、ミックスベリーとふわふわのホイップとメレンゲが優しく包み込んだ一品。ザックザクの食感はやみつきになりそうでした。店内のディープな雰囲気に良く合うコーヒーとケーキで、つい長居したくなります。また、大きな道に面していないのでとても静かに贅沢な時間を過ごすことができます。北野天満宮への参拝と合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。

店名：風とCOFFEE 喫茶カゼコ
営業時間：10:00～18:00
定休日：木曜日
公式IG：https://www.instagram.com/kazetocoffee_kyoto/

生きている珈琲

最後に、四条通り沿いにあるビルの地下1階にある「生きている珈琲」をご紹介します。店名の「生きている」とは、コーヒー豆のこと。お店で使用するのは、珈琲豆の細胞を壊さない、「世界一豆に優しい焙煎機」とのことです。これにより、豆本来の甘みが引き出され、胃もたれすることのない優しいコーヒーを飲むことが出来ます。

豊富なメニューに迷いながらも、私たちは一番人気の「赤ブレンド」、デザートに「オムレット」を頼みました。赤ブレンドは、まったりとしたコクがあるのに、苦味のバランスがとれていて、サッパリとした飲み応えでした。デザートのオムレットは、フワフワとした生地に生クリームの甘さが引き立ち、コーヒーに合う贅沢な一品でした。