現在、開催中の「事前予約で楽しむ京都旅」のプランの中から、「臨済宗興聖寺 拝観と苔庭を眺めながら写経会」を編集スタッフが実際に体験!
皆さんも凛とした空気の中、自分自身と向き合ってみませんか。
まずは、興聖寺(こうしょうじ)についてご紹介します。
平安時代から南北朝時代に書写された写経5200巻を所有する興聖寺(京都市上京区)は、臨済宗 興聖寺派の本山で、1603年に創建された武将茶人・古田織部ゆかりの禅寺です。通常非公開の寺院ですが、当プランでは境内を特別に参観できる上、少人数制で細やかなご案内のもと拝観できます。
貴重な機会に感謝しながら、いざ境内へ。
江戸時代から残る本堂に入ってまず目にしたのが、2024年の干支の辰にちなんだ天井図「雲龍図」。
縁起の良い龍にあやかって、上り調子の1年になるよう心の中でそっとお祈りしました。
また、地面を深く大きく掘り下げた螺旋状の石段を下りた先に手水鉢を据えた「降り蹲踞(つくばい)」もみどころです。
地面を掘ることで立体的な庭のつくりとなり、目を引かれました。
ちなみに「蹲踞(つくばい)」とは、
本堂から廊下で結ばれた方丈では、フィジーの海の中で撮られた写真の襖「青波(せいは)」が印象的です。海の中の光と泡の様子は何に見えるでしょうか。
静かなお寺の中、ご案内の説明や会話を通して、深い洞察を得ることができました。
境内をご案内いただいた後は、お茶で一服。
次は、待ちに待った写経の時間です。
後悔への懺悔や善行への決意など、お経の説明を受けて、「懺悔文(ざんげもん)」「七仏通戒偈(いちぶつつうかいげ)」「四弘誓願文(しぐせいがんもん)」の3つの中から、いまの自分に必要と思ったお経を選びます。
ちなみに我々スタッフは「懺悔文」を選びました。理由は聞かないでください(笑)
最後に自らの願い事も書き記すのですが、ご住職の作庭したお庭を見ながら、自分の願い事を考え、写経する時間は、心整うひとときになるのではないでしょうか。
望月住職は
「写経も良いけれど、少ない人数でお寺を独り占めできるので、ぜひぼーっとしてほしい。お庭の苔や襖、四季の花々など、自然を感じてほしいという思いで、感覚的にお寺の空間をつくっているので、写経の後もぜひのんびりしてください。」
とおっしゃっています。
慌ただしい日常から、ほっと一息つきに訪れてみてください。
「臨済宗興聖寺拝観と菩庭を眺めながら写経会」 のご予約はこちら!
臨済宗興聖寺 拝観と苔庭を眺めながら写経会|【京都市公式】京都観光Navi
https://ja.kyoto.travel/event/single.php?event_id=8853
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事前予約で楽しむ 京都旅|【京都市公式】京都観光Navi
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記事を書いた人:京都観光Naviぷらす編集部
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