旅を満喫する上において、重要な「泊まる場所」。
目的地へのアクセスの良さなども大事ですが、お部屋や食事といった宿泊施設そのものの魅力も快適な旅を楽しむ上で欠かせないポイントと言えます。
今回は京都にある様々な宿泊施設の種類や魅力についてまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
まずは「旅の目的」を確認しよう!
宿泊施設を選ぶにあたって、一番大切になるのが「旅の目的」ではないでしょうか?
「とにかく観光地をたくさん回りたい」「京都の美味しいものを食べたいな」といったアクティブな人もいれば、「日頃の疲れを癒やして、自分の時間をゆっくり楽しみたい」「家族や友人と交流を深めたい」などその目的は千差万別。
まずはご自身の旅の目的を再確認してから、それにあった宿泊施設を選ぶことをおすすめします。
それでは、ここからは京都の宿泊施設を種類別にみていきましょう。
【旅館】ほっこり落ち着ける趣ある宿がたくさん!
京都の宿泊施設と聞いて、一番に旅館をイメージする方も多いのではないでしょうか?
和室にお布団、夕食と朝食がついている旅館は、ゆったりと過ごしたい京都旅にピッタリ。朝食のみの片泊まりを選べる旅館もありますよ。
また、旅館といっても、修学旅行生などが泊まる大型旅館と、京町家などを利用した小型の旅館に分けることができます。季節感のある室礼や食事など、女将さんの心配りを随所に感じられます。
① 大型旅館
家族連れなど大人数でも利用しやすく、大浴場や宴会場がある大型旅館。京都駅の近くや中心地近くに多く、価格帯のバリエーションが豊富なのも魅力です。
② 小型旅館
京町家を利用した宿も多く、京都らしい雰囲気やこだわりの食事など、それぞれの旅館で特徴があります。少人数での利用や、一人旅にもぴったりです。
京都市では、伝統文化を維持・継承し、京都の宿泊観光の向上のみならず、京都に伝わる日本の文化・心の継承発展に寄与している「旅館」を表彰しています。
「京都らしい宿泊施設」70施設はこちらからもお探しいただけます。
https://ja.kyoto.travel/prize/
【ラグジュアリーホテル】上質な時間とおもてなしの心に感動
ホテルステイを楽しみたい方や、記念日など特別な思い出を作りたい方におすすめなのが、ラグジュアリーホテル。行き届いたサービスと心地の良い空間で、忘れられない旅ができそう。絶景を見渡せるバーのあるホテルや、スパやヨガができるホテルなど、特色のある外資系ホテルが近年増えています。
【シティホテル】豪華な朝食やジムつきのホテルも
ラグジュアリーホテルホテルとビジネスホテルの中間、ある程度の価格帯で快適なステイを楽しめるシティホテル。レストランやジムがあり、部屋も広く、家族や友人と気楽に過ごすことができます。京都駅周辺や中心部を少し離れた場所に多いです。
【ビジネスホテル】利便性とコスパ抜群!
適度なサービスとリーズナブルな価格が魅力的なビジネスホテル。ホテルの件数自体多いので、比較的予約が取りやすいのもありがたいポイントですね。ホテルによっては、温泉や朝食に力を入れているところも。ビジネスはもちろん、一人旅やワーケーションにピッタリです。
他にも、魅力的な宿泊施設がたくさん!
上記でご紹介したものの他にも、京都には多種多様な宿泊施設があります。
「旅の目的」と合わせて、ご自身にあった宿を選んでみてください。
①一棟貸し
親しい友人やグループでプライベートな時間を楽しめる一棟貸し。近所のスーパーで食材を買って料理をする、皆で趣味の活動にふけるなど、ホテルステイとは一味違った体験ができます。町家の一棟貸しをしている宿もあります。
②アパートメントホテル
中・長期滞在にピッタリなアパートメントホテル。キッチンはもちろん、家具・家電なども揃っているので、暮らすように旅をしてみたい人におすすめです。
③ペットと一緒に泊まれるホテル
愛犬と一緒に旅をしたい方におすすめのホテル。ペット用のアメニティも充実しており、ペット同伴OKなレストラン、カフェ情報なども教えてくれるのはありがたいですね。
④宿坊
寺院の宿坊に泊まり、朝のお勤め体験、精進料理体験ができるのも京都ならでは。貴重な体験に加えて、心身ともにデトックスでき、晴れやかな気持ちになれそうです。価格も意外とリーズナブルな施設も。
⑤ゲストハウス
京町家を利用した宿が多く、リーズナブルなドミトリーの他に、美しい坪庭が見える個室を用意している宿も。オーナーさんにガイドブックにはないお店を聞いたり、他の旅人と仲良くなれたりするのもゲストハウスならではの魅力ですね。
⑥オプションツアー付き
ホテルによっては、京都の三大祭(葵祭、祇園祭、時代祭)の観覧席付き、五山送り火の鑑賞付きといったイベントを間近で楽しめるオプション付きの宿泊や、着付けプラン、京文化体験プランなどを用意しているところもあるので、ぜひチェックしてみてください。
様々な宿泊スタイルを楽しめる京都。タイミングや一緒に行く人などと合わせて、ご自身にあったステイをお楽しみくださいね。
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記事を書いた人:立岡美佐子
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東京から京都に引っ越してきた、編集者。
普段は『TRANSIT』や『FRaU』など雑誌やメディアづくりに関わったり、企業や個人のWEBサイトを制作していますが、それは表の顔。裏では人を軸に京都を深ぼるイベント「ひみつの京都案内」を運営しています。東京の大学在学中も京都が好きで、同志社大学に国内留学していました(専攻は歴史学)。趣味は、合気道と食べ歩き。
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